人の入れ替わりが激しい会社、ありますよね。
あなたが務めている会社はどうでしょう?冒頭で結論を述べておくと、人の入れ替わりが激しい会社の未来は暗いと言えます。
単純に社員がやめていくだけでも未来は暗くなりますが、「仕事ができる社員」が辞めていくのなら危険信号かもしれません。
人が辞めていく会社の未来が暗い理由
変わりがいない時代の到来
少子高齢化により生産年齢人口が減少していることは、皆さんもご存知のことでしょう。
「変わりがいくらでもいる。」という時代が終わったのです。そんな時代なので労働環境がずば抜けて良い会社、また、見合った給与をあたえる会社でないと人は集まらなくなりました。
今後ますます労働人口は減少するので、会社は「労働者の確保」が難しくなって行きます。つまり、労働環境の悪い会社は人は辞めていくが、変わりが入ってこない状況になることが予想されます。
テクノロジーの進化によりロボットで出来る職種は問題ありませんが、人間でなければできない仕事はたくさんあります。
「仕事が出来る人間」が辞めていくなら危険信号?
優秀な社員がなぜ優秀なのか、それは予測力にあります。
- 今の会社にいるメリットがあるのか
- 今後、自分にもチャンスがあるのか
- 労働時間や休日、賃金などが見合っているか
自分の未来、将来を冷静に予測できるのが優秀な人間の特徴ともいえます。つまり優秀な人間が退職する判断をしたのであれば、その会社での自分の未来は暗いという予測を立てたのでしょう。
あなたが優秀だと思っている社員が辞めたのであれば、それって凄く未来が暗いのかも知れません。
それでは未来が暗い会社の特徴を考えてみましょう。あなたの会社にも当てはめてみて下さい。
未来が暗い会社の特徴
次のステップが用意されていない
最初に考えるべきことはこれですね。例えば
- いくら働いても会社の重要なポジションに就けない
- 年功序列が強く残っていて次のステップに行くまでに長い年数が必要
- 役員、管理職は身内で固められていて、そこに上り詰めるのは不可能
他にもありますが、こういう状況であるならば万年平社員で終わる可能性が高い。
入社してしばらくは平社員なのは当然。しかし、いくら年数を重ね実績を上げても次のステップに進めない会社に長く勤めるメリットは少ない。
次のステップが用意されていない、いくら頑張っても重要なポジションに就けない会社は「優秀な人から辞めていくこと」でしょう。
俗にいう「ブラック企業」
優秀な人が辞めていく、人が集まらない会社の代表とでも言いましょうか。
サービス残業や休日出勤は当たり前、残業代で稼がなければ他企業より賃金は安い、パワハラ・セクハラがある。まぁ、ブラック企業ならではですね。
ブラック企業は本当に潰れてほしいのですが、うまいことやって明るみに出ない場合がほとんどなんです。
確かに退職後に戦う労力を考えたら関わらないのが正解でしょうがね。。優秀な人材はブラック企業に長く在籍することはないでしょ。
ブラック企業なんて有給すらとれないですしね。そりゃ辞めるわ。
会社が大きくなる見込みが全くない
自分が勤めている会社が今後どうなっていくのか。
これは大事なことですよね。ぶっちゃけると仕事ができない人間には会社の未来なんて予測できません。逆に優秀な仕事が出来る人間は予測できてしまいます。
会社が成長しないということは現状維持、もしくは衰退していくことになるでしょう。頭の良い優秀な人材は当然のことですが会社を離れます。
そしてもう1つ、優秀な人材、仕事ができる人材ほど情報に敏感。様々な情報を得て、自分が勤めている会社は未来があるのか否かの判断ができるんです。
ダメな会社ほど優秀な人材の流出は続きます。
社員の評価がまるで出来ない会社
無能な上役たちが社員の評価をする、仕事の内容すら分かっていない上司から評価される。
こういう会社は割と多いですよね。あなたの会社はどうですか?
ゴマすりの社員の評価が上がり、本当に評価されるべき人間が評価されない。まぁ、ゴマすりも能力の1つではあるのでしょうが、本当の意味で評価される人間であればゴマすりなんて必要ない。
会社が社員の評価ができないというのは致命的です。評価されない会社で実績を上げようとする人間なんていないのですから。
さて、あなたの会社に当てはまる点はあったでしょうか?社員の流出が止まらない会社に身を置いているのなら、以下の事を試してみましょう。
自分を見つめなおしてみる
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ここまで読み進めたということは、勤めている会社に当てはまる点があり「自分の未来に不安を持った」ということです。
不安を持てた時点であなたは優秀なんです。仕事のできない人間は今の自分の現状に危機感を持つことができません。気づくことすらできないんです。
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人が辞めていく会社に身を置いているなら
選択肢は3つかしかありません。
- なるようになると思い思考停止して勤め続ける
- 退職、転職を考えて自分の未来は自分で開く
- 会社自体を変えてみる
この3つの中で簡単にできることは2.3のどちらかでしょう。
会社を変えることは簡単なことではありません。年功序列が強く残っている会社や、身内だけで固められた会社は、そう簡単に変わりません。
そうなると退職、転職というのが最良の方法になりそうです。
1つ、気を付けてほしいことがあります。それは、安易に退職しないということ。
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